新たな大学制度
「専門職大学」とは
従来の大学と専門学校の良さを融合し、プロフェッショナルになるために必要な
知識・理論、そして実践的なスキルの両方を身に付けることのできる新しい大学です。
幅広い教養や学術研究の成果に基づく知識・理論とその応用の教育
特定職種の実務に直接必要となる知識や技能の教育
カリキュラムは、産業界、地域社会と大学が連携して編成し、講義だけでなく学内・学外での実習が豊富に組まれています。卒業後は即戦力の専門職として、現場の最前線に立つリーダーとしての活躍が期待されています。さらに、専攻する職業に関連する他分野の学びと掛け合わせることで、前例にとらわれないイノベーションを起こし就職した業界や職業の変化をリードする人材が育つことが期待されています。
従来の大学・専門学校との違い
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項目 | 大学 | 専門職大学 | 専門学校 |
---|---|---|---|
学位 | 大学卒業の証「学士」 | 大学卒業の証 「学士(専門職)」 |
専門学校卒業の証 「専門士」「高度専門士」 |
教員組織 | 一つの学問や分野に精通し、 研究実績が豊富な教員を中心に構成 |
業界経験5年以上の 実務家教員が40%以上おり、 そのうち50%以上が 研究実績のある教員で構成 |
目指す分野・業界での経験を持ち、 実務を熟知した教員を中心に構成 |
教育の特徴 | 幅広いテーマからものの見方・考え方を 養い、学問や理論を中心に学ぶ |
「理論」と「実践」をバランスよく学び、 産業界と連携した職業教育を中心に学ぶ |
即戦力として活躍できるよう 実践を中心に構成 |
企業内実習 | 90時間程度 (石川県内私立大学経済学部4年制の例) |
600時間以上 (4年制) |
50時間以上 (石川県内調理師専門学校2年制の例) |
同時に授業を受ける学生数 | 規定なし | 原則40名以下 少人数教育で、きめ細やかな指導が可能 |
原則40名以下 |